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恋の蜜飴クロスプレー 第二話


全ての恋する女性に送る
甘酸っぱくも切ない恋の物語(ストーリー)待望の第2話!



登場人物紹介

内野 瑠衣
竜崎のキスによって「投手としての自分」と「恋」が芽生えた。
現在は大学1年生で竜崎と同じ大学に通い、同じ野球部に所属。
しかし、まだ二人は付き合っていない

竜崎 翼
訳あって網走の刑務所で服役中。



第二話 恋はするものでなく浴びるもの



俺は竜崎 翼


網走の刑務所に服役している。

YouTuberを自称して感染症をばら撒いて拡散させ、俺は逮捕されて網走に送られた。





高校3年の時、県予選の2回戦で敗退して甲子園の夢は破れ去った。

思えばその時からどこか自暴自棄になっていたのかもしれない。

大学に進学して野球部に入ったものの、身が入らない日々。それほど俺にとって甲子園という存在は大きかったようだ。



「831番 面会者だ」

「俺に?」

「内野という女性だ」

内野‥‥」






「‥‥久しぶり 竜崎君」

「何しにきやがった」

「何しにきやがったって・・・
私達の夢‥‥忘れたの?
高3の時、県予選で負けて、
大学では一緒に日本一になろうって誓って同じ大学に進んだじゃない!これから秋季リーグ戦だっていうのに‥‥!
竜崎くんがこんなことになって私は何を目標に頑張ればいいの!!?」



「知るかよ!そんなことを言いにきたのか?」

「ねぇ‥‥約束して‥?」

「はぁ?」

「私がエースとして秋季リーグでチームが優勝したら私と付き合って

「‥‥‥」

「竜崎君と離れてわかったの!私には竜崎君が必要だって。
その‥最初にキスした時から好きになってた‥‥かも」


「こんなところで告白かよ」

「だって!」

「ふふふ・・・お前らしいな。
これと決めたら周りが見えなくなる。

いいぜ、付き合ってやるよ

本当に!?
約束だよ!

「お前がエースとして秋季リーグで優勝したらだぞ?」

「わかってるよ!
私、頑張るね!!」





-2日後-


「831番 面会者だ」

「またか」




よぉ、竜崎!

「下平‥‥何しにきた」

「2日前に内野がここに来ただろ?

内野がエースとして秋季リーグで優勝したらお前と付き合うらしいな」

「何故それを?」



「女子同士で会話しててな
それを聞いたんだよ」

「‥あのバカ‥‥!」

俺は内野に惚れている
あいつからエースの座を奪って
リーグ戦全敗してやるぜぇ!!ハッハッハッハ!!!」


「130kmちょっとしか出ないお前が、あいつからエースの座を奪えるのか?」

「俺には多彩な変化球がある。
あいつからエースの座を奪ってお前と付き合うのを阻止する!俺が内野を落としてみせる!
フォークボールのようにな!ヒャーハッハッハ!!」

「ふっ、やれるもんならやってみろよ」






-秋季リーグ前-

「それでは、リーグ戦のメンバーを発表する。

エースは・・・・


下平!!


しゃあ!!オラァ!!!!

「か、監督‥‥なんで‥‥」

「たしかにお前はグングン球速も上がってきていて
女子ながらパワーピッチングができる。
素晴らしい素質だ。だが、まだまだスタミナが足りない。そこを俺は危惧した」

「うぅ‥‥そんな‥うぇぇん!」


(いいねぇ〜その涙。
安心しろ俺が全敗に導いてやる

その後は俺の女になるんだぁ〜!






-秋季リーグ初戦-


「さぁ~て、いっちょ打たれるか

ピュッ!

バシンッ!!!!

ストラーーーーイク!!!!


・・・・・・・なんだ? ボールがいい具合に指にかかる・・!!
トレーニングは地道にやってきたからな・・・その成果がまさかここで・・・!
いや、打たれてもいいという思いが脱力を生み、ボールがキレているんだ!!!


バシン!バシン!
三振!!!


「なんだコレ!面白ぇように空振りが取れるぜぇ!!!」






-数日後-


「もうここに戻ってくるんじゃないぞ」

「看守さん、お世話になりました」


スタスタスタ



よぉ、竜崎!!

「下平!」

「俺がここにいるということはわかるな?

「そうか・・内野はエースになれなかったんだな」

「そういうことだぁ!」

「リーグ戦も全敗か・・・」

いや、優勝しちまった・・・

「どういうことだ?」

「ピッチャーの性ってやつだ。バッターに打たれたくねえんだ結局な
抑えて勝ちまくっちまった」




「と、いうことは約束通りお前と付き合うわけだな」


はっ?俺とはそんな約束してねえだろ!!


おまえ刑務所暮らしで頭おかしくなったのか!
おい!!!!!」


「うるせー 口だな」

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花 青




竜崎ぃいいいい はぁん♡



恋が実るというけれど
それは実った果実のように芳醇な甘い香りだ。
人を狂わせてちまう。でも心地いい・・・


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ご愛読ありがとうございました
カメハ先生の次回作にご期待ください。
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プロフィール

カメハ

Author:カメハ
Um アダムとイブの時代から
Ah 流れてくる我らの血潮. Um 愛の神秘に魅せられて. Ah 迷い込む恋のラビリンス

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